GajumaleRecruit Site

ニュース

イベントや勉強会の様子をお伝えしています。
ガジュマルの雰囲気を、是非感じてみてください。

勉強会

「エンジニアの働く術」を一緒に考えてみる会

2022年05月28日(土曜日)
■概要
 「自分自身を守りながら働く術」をQiitaにある記事をもとに考える会

■ ”難しい人”が1人入ると、チームの生産性は30〜40%低下する
  性格悪い・なまけ者・場を暗くする人
  緊張を和らげる振る舞いで中和し、生産性の低下を防げることもある
   ”心理的安全性を確保することが重要”
 →毒を中和するような振る舞いができる人は非常に希少なので、
  自分の身を守るために”難しい人”の特徴と対処法について知っておく

■有害な振る舞いの例(コミュニケーションアンチパターン)
 「有害な振る舞い」とは、、、
  「チームの生産性を下げたり心理的負担を与えるような発言や行為」
 ●チームの創造的な議論を阻害したり他者の時間を奪う
 ●自分が完全に納得した状態になるまで他者を操作しようとする
 ●誤った意見に対して恐怖心を植え付けるような指摘の仕方をする
 ●言語化能力が低いのに他者に負担をかける形で
  自分の気持ちや意見の内容を察してもらおうとする
 ●匿名コミュニティのノリを持ち込んで他者をおちょくったり
  意欲をくじく発言をする
 ●苛立ちや怒りの感情をあらわにすることで他者に
  (自分に都合のいいように)動いてもらおうとする
 ●不満の表明に終始、改善に目を向けたり改善のための行動を取れない
 ●チームにとって困難な課題がある時に怠けようとする
 ●好き嫌いで行動し、気に入らない相手を拒絶する
全てに共通していること
 →”コミュニケーションの主体が100%エゴになっている”

 ●理想はアサーティブなコミュニケーション
  ・受身的なコミュニケーション:
    言いたいことが言えず、自分の意思や権利を自分自身で守れない
  ・攻撃的なコミュニケーション:
    相手の権利を尊重せず、自分の権利ばかりを主張
  ・アサーティブなコミュニケーション:
    相手の自己主張する権利を認め、自分自身の意思や権利を主張

■ 有害な行動の要因
 ・無自覚のケースが多く、純粋にソフトスキルの不足
 ・本人は会社のために最善を尽くしているつもりであることが多い

■ 有害な振る舞いに対するマネージャーの対処法
 ●(チームが)軽症な場合
 メンバーへのダメージは限定的で現状の体制を続行できる状況
 ◆直接フィードバックや指導を行うのはリスクがある
  ・有害な振る舞いが出現しないプロセスやルールをチームで定める
  ・うまくコントロールできる相性のいい人をパートナーに組ませる
  ・評価制度を工夫して周囲の人からの評価に興味を持たせ、
   自主的な改善を促す
  *先天的要因による場合は本人が苦しむだけの可能性もある

 ●(チームが)重症な場合
  特定のメンバーに加わっているダメージが大きく、
  実際にうつ病や退職に追い込まれる疑いがある状況
  ◆即座に介入を行って有害な振る舞いを繰り返している人と、
   ダメージを受けている人を物理的に引き離す
  *疑いが生じた時点で先手先手で対策を進める必要がある

■自分が有害な振る舞いを繰り返している自覚がある場合の対処法
 ・チームメンバーに相談することはおすすめしない
 ・一日だけでも「傾聴」に徹してみる
一覧へ戻る