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勉強会

RPA技術入門

2022年01月08日(土曜日)
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)についての勉強会を開催しました。

■概要
RPAの背景にあるDXについて
RPAを使った業務の例やRPAの紹介
RPAの将来、エンジニアとしてどう向き合っていくべきかなど

■DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?
 ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させること
 
 欧米では既に、DXという言葉が使われなくなっている
 →諸外国では、過去30年で所得が数十パーセント上がり、
  企業では高い人件費(コスト)を削減する為に、DXを推進
  定型業務自動化や人員整理などの合理化が進んだ
  対して、所得上昇がなかった日本では、必要性が認識されず
  DXが進んでいない状況にある

★RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは?
 ルールエンジンやAI、機械学習を含む認知技術を活用し、
 人間が行なっていた作業を代行・代替する取り組み
 →「アプリケーションソフトを操作するアプリケーションソフト」

 RPAのロードマップ
  Class1 定型作業の自動化
  Class2 一部非定型作業の自動化
  Class3 高度な自動化

★RPAをいくつか紹介
 ・WinActor 
 ・UiPath
 ・BizRobo!
 ・Blue Prism 
 ・Automatic Anywhere

★RPAに向いている業務・向いていない業務
 向いている業務
 ・定型業務
 ・大量データの処理
 ・データ収集・集計・加工
 ・複数アプリケーションでの同時処理
 ・問い合わせ対応

 向いていない業務
 ・都度判断が必要な業務
 ・複雑な処理が求められる業務
  (業務フローをシンプルにする必要がある)

★当面の人的動向
 ・エンジニアの領域だったものをエンジニア以外も担う形になってくる
  ・当面は、業務の効率化、AIの導入等にもSE需要が見込める

★RPAの将来
 「Class3 高度な自動化」
 将来、AIがRPAのプロセスを自動生成・改善し、
 業務フローをも設計・最適化するようになると予想される
 RPAに限らず、Webアプリケーションの構築や、
 インフラ構築・運用もAI等で自動化が進んでいるものと思われる
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