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勉強会
インフラ
セキュリティ

勉強会「インフラセキュリティ 〜入門編〜」

2021年11月27日(土曜日)
インフラセキュリティな関する勉強会を開催しました。

■概要
インフラセキュリティについて、
サイバー攻撃の種類から対策、ログやAWSなど、幅広く説明

■サイバー攻撃の傾向
 以前は脆弱性を突いたり不正利用が多かったが、
 最近はランサムウェアなどの感染・乗っ取り系が増えている
 テレワークなどのニューノーマルな働き方で、
 VLANを狙った攻撃もある
 傾向を掴んで対策していくことが大事!

■攻撃の種類
 特定のターゲットを狙った攻撃(標的型攻撃)・・・キーロガーなど
 不特定多数のターゲットを狙った攻撃・・・フィッシング詐欺など
 負荷をかける攻撃・・・DoS攻撃、F5アタックなど
 パスワード関連のサイバー攻撃・・・リスト攻撃など

★DNSキャッシュポイズニング
 ネームサーバーの情報を不正なものにして、
 自分がアクセスしているはずのページと
 違うところに行ってしまったり、
 メールが変なところへ飛んでしまったりする

★ポートスキャン攻撃
 サーバーの調査、攻撃の事前準備
 フリーツールのNmapが使われる

■セキュアコーディング、セキュアな運用
★セキュアコーディング
 脆弱性のないソフトウェアを用意することが重要だが、バグのないプログムはない

★セキュアな運用
 ・ソフトウェアを常に最新化
 ・不要なアプリケーションの除外、不要な設定やサービスの無効化
  →余計なものが立ち上がっていない状態にする必要がある(Nmapでチェック可能)
 ・デフォルト(標準状態)のアカウントやパスの変更、無効化

*IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)・・・重要なセキュリティの情報があるのでチェック

■対策(ソフトウェア、アプライアンス等)
・SSLとTLS
 SSL:暗号化通信(https)を実現しているもの
 TLS:SSLの次世代規格
 スニファー:通信経路を傍受するソフトウェア、httpだと丸わかり

・IPS
 不法侵入防止システム
 ネットワークやサーバーを監視し、不正なアクセスを検知して通信を遮断するもの
・IDS
 不正侵入検知システム
 不正な通信を検知しても通信自体は許可する

・ファイアウォール(Fw)
 信頼できない外部ネットワークの攻撃から内部ネットワークを保護するシステム
 主に外部ネットワークと内部ネットワークの中継地点に設置され、
 必要な通信は通過させ、不要な通信を遮断する
 ソフトウェアや専用機器など様々なタイプがある

・ゲートウェイ型アンチウィルス
 ネットワークゲートウェイで遮断する
 個別にアンチウィルスソフトなどを入れなくても良いので効率的

・コンテンツフィルタリング
 プロキシサーバーの機能のひとつ
 危険なサイトなどを閲覧できないようにする設定

*対策を組み合わせて多層防御を敷くことが重要
*クラウド(SaaS/PaaS)を活用すると、コスパが良い

■運用(セキュリティログ分析)
★ログに記録すべきこと
 「いつ:日時
  誰が:ユーザーID
  何処から:IPアドレス
  何を用いて:ユーザーエージェント
  何をして:リクエストURL
  どうなった:結果
  利用者の導線:Referer
  一連の操作:セッションID」

■ログ解析基盤
「Kibana」
 ・Elasticsearch、Elastic Stackのユーザーインターフェース
 ・ダッシュボードがありアクセス状態をグラフ化
 ・Elasticsearchを使って特定のログを検索、そのログを集計してグラフ化
 ・アラートを飛ばす
解析にKibanaを使うことが増えているが、他ツールや
Pythonなどでログ解析ツールを書いてしまうパターンもよくある

*オンプレミスだとFluentd、AWSだとKinesisを使うパターンが多い
 ・Fluentd→Elasticsearch→Kibana
 ・CloudWatch→Kinesis→S3→ファイル(他ツールや自前で解析)
 ・CloudWatch→Kinesis→Elasticsearch→Kibana

■AWSセキュリティ
★AWSセキュリティ基礎
 https://www.youtube.com/watch?v=nUDCR6GZhkE&list=PLCRz5JqTKzfnGpAKqwXlLMWwAAZW2xs43&index=2

★AWS環境における脅威検知と対応 AWS Summit Tokyo 2019
 https://www.youtube.com/watch?v=e_Cf-aPBLtM
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